パラメータ指定子
スクリプトの先頭などにコメント形式の指定子を書くと、パラメータパネルのトラックバーや
チェックボックス、色の名前・範囲・既定値を定義できます。指定子は -- で始まる
コメント行なので、Lua の実行には影響しません。
-- の行を書かなくても、
トラックバーの値は obj.track0 ~ obj.track3 で読めます。
チェックボックスの obj.check0 ~ obj.check3 と color も、
スクリプト中で参照すればパネルに現れて使えます。指定子は、名前や範囲・既定値を整えたいときに使います。
トラックバー
--track0: ~ --track3: で、各トラックバーの名前・範囲・既定値・増分を指定します。
書式はカンマ区切りです。
--track0:振幅,0,200,50
--track1:周波数,0,10,1,0.1
| 項目 | 位置 | 省略時 |
|---|---|---|
| 名前 | 1 番目 | 空 |
| 最小値 | 2 番目 | 0 |
| 最大値 | 3 番目 | 100 |
| 既定値 | 4 番目 | 最小値 |
| 増分 | 5 番目 | 0 |
最大値が最小値より小さい場合は自動で入れ替わり、既定値は範囲内にクランプされます。
値はスクリプトから obj.track0 ~ obj.track3 で読めます。
チェックボックス
--check0: ~ --check3: で、名前と既定値(0 で off、0 以外で on)を指定します。
値は obj.check0 ~ obj.check3 で読めます。
--check0:反転を有効にする,0
| 項目 | 位置 | 省略時 |
|---|---|---|
| 名前 | 1 番目 | 空 |
| 既定値 | 2 番目 | 0(off) |
色
--color: で Color パラメータの既定色を指定します。
0xRRGGBB 形式または 10 進整数で書けます。値はグローバルの color で読めます。
--color:0xFF8800
表示条件
パラメータの表示・非表示は次のルールで決まります。
- トラックバー: 指定子がまったく無い場合は 4 本すべて表示。
いずれかの
--track@:を書いた場合は、宣言したトラックのみ表示。 - チェックボックス:
--check@:を書いた場合、または指定子がまったく無く スクリプト中でobj.check@を使っている場合に表示。 - 色:
--color:を書いた場合、または指定子がまったく無く スクリプト中でcolorを使っている場合に表示。
セクション(@)
行頭が @ の行はセクションの区切りです。セクションを使う場合、
指定子と本文は最初のセクションから読み取られます。通常のスクリプトでは @ を使わず、
指定子をスクリプト先頭にコメントとして並べれば十分です。
AviUtl 互換の宣言(dialog / param)
--dialog: と --param: は、AviUtl のダイアログ変数に近い書き方で、
本文の先頭に Lua の宣言を差し込みます。差し込まれた行は本体より前に実行されます。
| 指定子 | 説明 |
|---|---|
--param:宣言 | 指定した宣言を本文の先頭に追加する |
--dialog:ラベル,宣言; ... | ; 区切りの各項目について、最初の , の後ろを宣言として先頭に追加する |
--param:local speed = 90
obj.rz = time * speed
AviUtl 互換マップの対象エンジン
obj.effect が参照する互換マップの対象エンジンを切り替えます。
指定子 --!aviutl または --!aviutl2 を書くと、
そのエンジンに対応するエフェクトだけを解決します。
指定子を書かないときは --!aviutl として扱います。詳細は
obj の関数を参照してください。
--!aviutl2
obj.effect("ぼかし", "範囲", 20)